Diary : the way I am

にっきです。つれづれと。
コメントスパムを弾いているので1行コメントだと、スパム扱いになってしまうようです(^^;

終戦特番再放送を見た

TBSの終戦60年特番「ヒロシマ」の再放送を見た。
原爆投下時の産業奨励会館の崩壊CGや、被爆者の方の体験談、その再現VTRの
凄惨さは、言うまでもないです。終始、顔をしかめながらテレビとにらめっこしちゃいましたよ。
一番最後に、原爆を開発・投下・撮影した、アメリカ人科学者さんが
平和記念資料館をまわって、被爆者2人と対談をしたのですが、見てられない。
展示物を見た感想が、まるで他人事のよう。挙句、感想ノート(確か、資料館の出口付近にあるやつ)に
「Wonderful exhibit」なんて書いてるわけですよ。

対談では、通訳の方が「もし申し訳ないと思うならば…」と言うと、
それを遮って「No way!!」ですよ。その上、「私は謝らない、謝るべきなのは彼(被爆者の男性)のほうだ」とも。
そのヲッサン曰く、
「Remember Pearl Harborという言葉がある、あれで多くの友人をなくした」とご立腹。
資料館の展示を見て「罪のない民間人が犠牲になどというが、戦時中は誰もが
国に貢献している」と言って、
原爆投下を正当化するような始末(;´Д`)
「原爆は焼夷弾よりeasier(楽)だった」※あの大きさ1発で済むから
なんて言うくらいだし、これっぽっちも悪いなんて思っちゃいないようです。
被爆者のお二方が気の毒でなりませんでした。

ただ、このアメリカ人科学者の発言を聞いて、「原爆を落としたことに反省がない!」なんて
自分がイライラするのは、特定アジアの「日本は侵略戦争の反省・謝罪がないニダ!」って
戦後60年経ってもギャーギャー騒ぐのと、メンタリティは一緒なんじゃないか
と思うと、なんだか情けなくなってしまった。

ただ、やはり核兵器ってのは使うべきではなかったと思う。
アメリカでは、原爆によって犠牲になる兵士を減らすのに貢献したなんて
言われていたようだけど…。
18:51 | diary > day-to-day | comments (102) | trackbacks (0)
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