死刑/蛇足
死刑廃止意見を耳にする度、「凶悪殺人犯を生かしておいて良いわけがない
廃止なんてばかげている」と思っていました。
しかし、この本を読んでしまったら……。
この本で焦点が当てられているのは、死刑の執行に携わる刑務官です。
執行命令を待ち、教誨師や刑務官と触れる中で、死刑囚が矯正していくわけです。
刑務官と関わった死刑囚のエピソードを読んでいくにつれ、
「どんな人間でも矯正の余地はあるんだろうか」と思い、
安易に「死刑は存続すべきだ」だと考えられなくなってしまいました。
ただ、九州監禁殺人の松永や池田小事件の宅間などは異質すぎて、矯正するとは思えないですが…。
蛇足。
前期に「司法のしゃべりすぎ」買ってたんですけど、半分読んで積んでました…。
引っ張り出してきましたので、明日から読みます。
廃止なんてばかげている」と思っていました。
しかし、この本を読んでしまったら……。
この本で焦点が当てられているのは、死刑の執行に携わる刑務官です。
執行命令を待ち、教誨師や刑務官と触れる中で、死刑囚が矯正していくわけです。
刑務官と関わった死刑囚のエピソードを読んでいくにつれ、
「どんな人間でも矯正の余地はあるんだろうか」と思い、
安易に「死刑は存続すべきだ」だと考えられなくなってしまいました。
ただ、九州監禁殺人の松永や池田小事件の宅間などは異質すぎて、矯正するとは思えないですが…。
蛇足。
★靖国ねじれ判決 司法不信強める政府 官房長官「反論できぬ」
・大阪高裁が九月末、小泉純一郎首相の靖国神社参拝を違憲とした判決をきっかけに、 政府が司法判断のあり方に不信感を強めている。主文で国側の勝訴としながらも、判例 としての拘束力はもたない「傍論」で違憲判断を下したためだ。(以下略
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