新10 1-
993:柴犬 11/11 0:56
BOLERO・・・深海と同時期に製作されたが、深海がストーリー性のあるものなので
それから漏れたような曲で構成されたよう。
そのために「深海」と違い、通しで聞いてもイマイチまとまりに欠ける感がある。
「Tomorrow never knows」が発売から3年たってアルバムに入るなど年代的には結構
バラバラである。コンセプトに合わなかった曲を敢えて「深海」に収録せずに
このアルバムに無理やり収めたといったところか。
M7「傘の下の君に告ぐ」は歌詞の乗せ方など桑田に通ずるものがある。
以前、音楽誌で宇多田との対談の際に桜井自身も語っていたように
「一つの音符に何文字も詰め込む僕のやり方は完全に桑田さんのやり方なわけで(笑)」とのこと。
書き忘れたが「深海」に収録の「So let's get a truth」の歌詞・歌唱法ははモロ長渕だし、
某誌によれば「Round about〜孤独の肖像」は浜田省吾ワールド全開なんだとさ。
桜井のスキャンダルが話題になり解散説が流れて、活動休止前の東京ドーム公演が行われた頃に
発売されたが、一部ではこのアルバムでミスチルは解散するのではないかとさえ言われた。
確かにラストのM12が「T.N.K」で「誰も知ることのない明日へ」とあるが、ここで解散していたら
「終わりなき旅」や「口笛、」「掌」もなかっただろうな、とか結局あれから7年半たってまだ続いてるんだな、
とか同時期に売れてたイエモン、黒夢、LUNA SEAが解散、>984-985にもあるけどGLAYも最近
パッとしないしなぁ、とか思ったり。あー、でもなんかそう考えるとスピッツは「落ち目」という
言葉が似合わないなぁとか思ったりも。ラルクは桜の脱退で陰をひそめてた頃か。
DISCOVERY・・・荒野で撮影されたようなモノクロのジャケットはU2の某アルバムに激しく似ている。
活動休止期間を経て初のアルバムとなったが、
その間(98年)にはビジュアル系バンド(シャム・SHAZNA・ペニら)の
台頭が目立って勢い・話題性としてはGLAYやラルクに完全に押された。
インスト曲で始まらないアルバムとしては「versus」以来となった。
表題曲「DISCOVERY」はバンドとしてのサウンドがしっかりと聞ける曲。
「アンダーシャツ」、「#2601」など激しい音とともにシャウトする桜井のvoが印象的。
今となってみれば桜井が倒れた「小脳梗塞」に一番ふさわしくない、と言うか
復帰直後に「#2601」を演奏したいと本人らが言ったとしてもそれを許す医者がいるのか・・・とさえ思える。
(ちなみにAメロは鈴木の作曲である。、以前は鈴木voの曲もあった。
GLAYで言うところの「SHUTTER SPEEDS のテ−マ」)
一方で「Prism」、「Simple」では20代後半となったメンバーの作り出す円熟味のようなものも
感じられる落ち着いた曲もあり、壮大なアレンジとともにサビにかけて
独特な盛り上がりを見せる「image」もファンには隠れた人気曲である。
新しく機材を導入し、細かい音にもこだわって作られたようで、
「ニシエヒガシエ」や、その「image」などをじっくり聞くとわかる。
1/42・・・50万枚限定の2枚組ライブアルバム。今では普通に買うことはできない。
(あまり知られていないが桑田とのコラボ「奇跡の地球」も半年間の限定発売だった。)
99年に行われた北海道、真駒内アリーナでのライブをパックしたものである。
改めて収録曲を見ると、実はベスト盤的なものとなっている。
そのせいで2年後に出たベスト盤の売り上げが芳しくなかったと見る人もいる。
アンコールのinnocent worldでは観客に歌わせて楽しそうな桜井の様子が窺える。
個人的には「終わりなき旅」の原曲には無い、イントロのオルガン(?)が幻想的。


ir ver 1.0 beta2.2 (03/10/22)